10代の衝動とコンドーム

初体験は17歳の頃、相手は同じ部活の女の子でした。その子には高校1年の冬に告白をし、振られました。しかしながら積極的なアプローチの末、付き合えることになったのは高校2年の夏休み。初体験は付き合って秋を迎えた頃でした。

その日は学校帰りで、家に彼女を呼び、2人で遊んでいました。経緯は覚えていませんが、気づいたら彼女にキスをしながらブラウス越しに胸を揉んでいました。

彼女は笑顔がとてもかわいくて、人当たりの良い女の子でした。その子が今、俺の腕の中で普段見せたことのない顔をしている…それだけで鼓動が高鳴りました。

いよいよ…というときに、ふと気づいてしまいました。

「布団がない…」

当時、布団は別な部屋から持ってきていたため、布団が部屋に置いてありませんでした。…不覚でした。どうしよう…地べたで致すわけにもいかないし…と考えていたら、彼女が着ていたブラウスを床にしき寝転がり

「いいよ」

小さい声で囁きました。その日、初めて繋がったのです。

終わったあと、彼女を起こすと…ブラウスが…赤く染まっていました…。本当にごめんなさい…何回も謝りました。彼女は笑顔で俺の頭を撫でました。ひと休みし、彼女を駅まで送りました。

こんな甘酸っぱい経験で童貞を喪失いたしました。今回はいわゆる「導入」です。ぜひ今後もじっくり読んでいただければ幸いです。